ガクチカ迷子の就活対策部屋ブログ

誇れるガクチカが見つけられない就活生の為のガイド

特に誇れるガクチカがなくても採用担当者に、会ってみたい!と思ってもらえるエピソードの作り方について


こんにちは、就活対策部屋のノンです。

 

今回は、

大学時代に特別な活動をしておらず

誇れる「ガクチカ」がない・・・

とお悩みの方に向けて

 

特別な活動をしていなくても、

人事に評価してもらえる自分を

見つける方法をお伝えしますね。

 

もし、今あなたが

 

「学生時代はバイトしかしてない・・・」

 

「バイトもしてないし、

サークル活動もやっていない・・・」

 

「特に誇れるような活動実績がない・・・」

 

このようなことで困っていたら

是非、この記事を最後まで読んでみて下さい。

あなたが思う大したことない経験を

人事の方に評価してもらえる特徴として

伝える方法が分かると思います。

 


でも、特別な功績を残した人や

長く続けた経験がある人のほうが有利なんじゃないの?

 

と思うかもしれませんが、

そこは伝え方ひとつです。

 

そういう経験のある学生は確かに

アピールがしやすいでしょうが、

それが全てではありません。

 

企業側はあなたのすごい話が聞きたいのではなく、

「学生時代にがんばったことはなにか」という

質問の答えから、あなたがなにを感じたのか、

なにを学んだのか、などのあなた自身の

価値観や人柄などの特徴が知りたいのです。

 

引いては、その特徴を活かして

自社で活躍できる人材なのかどうかを

見極めようとしています。

 



しかし、私も就活開始当初、ガクチカ

何か特別な経験や、目に見える成果が

残っていなければアピールできない

と考えていました。

 

そして、何もしてこなかったことを

後悔して途方に暮れていました。

 

ガクチカとは?

 

そもそも、ガクチカとは何でしょう?

 

就活生なら耳なじみのあるガクチカとは

「学生時代に頑張ったこと・力を入れたこと」の事であり、

自己PRが「企業に貢献できる能力のみ」

を見るのに対して、

ガクチカでは、

「企業の貢献できる能力や、モチベーションが

備わっているかを見る項目」とされています。

 

この学生は、この場面でこういう風に感じて、

こういう行動をとったのだから、弊社でも

活躍してくれるだろう!

 

というように判断する項目の1つとして

多くの企業ではES(エントリーシート)や

面接で度々用いられます。

 

そもそも、就活生の話す「ガクチカ」で、

人事が感心するほど凄いエピソードを

持っている人はそんなに多くありません。

 

ほとんどの学生が、だいたいみんな

アルバイトやサークルなど似通った

エピソードになりがちです。

 

そのエピソードについて、

こういう経験をして、そこからこういうことを

学びました。

 

などと伝えても、ありきたりになってしまい

人事の印象に残る特徴にはなかなかなりません。

 

では、どうすればいいのか?

 

 

ガクチカで伝える内容は、経験ではなく、

そこで得た学びや感情=体験である。

 

例えば、同じようにアルバイトを通して

お客様に褒められたことを伝えたい

AとBがいるとします。

 

Aは

 

「私の強みはコミュケーション能力です。学生時代は

××のアルバイトをしていました。

アルバイトではお客様視点で接客するように

心がけていたので、褒めていただいたこともあります。」

 

と経験を伝えたとします。

 

Bは

 

「私が学生の時に頑張ったのは

コミュケーション能力を伸ばすことです。

 

私はもともと人見知りでした。

知らない人と話すと緊張してしまい、アルバイトでも

なかなか業務以外でお客様にお話しすることが

出来ませんでした。

 

しかし、ある時、重いものをもってふらふら

していて、辛そうなお客様に勇気を出して、

「カートをお持ちしましょうか?」と

声をかけたところ

「ご丁寧にありがとう。助かります。」と

喜んでいただけました。

 

その時のお客様からの言葉がとても嬉しくて、

それからは、困っているお客様に対し

常に自分が出来ることがないか考える様に

なりました。その過程で、いつの間にか

人見知りも克服できて、人と関わることの

楽しさを学べました。」

 

と体験を含めたうえで伝えたとします。

 

Aは簡潔に状態を伝えられていますが、

本人の人柄が分かりません。

 

逆にBはエピソードを通して得た学びなどが

分かり人柄や行動の動機が分かります。

 

どちらが差別化できているかは一目瞭然ですよね。

 

同じ経験をとおしても

「あなたが感じたこと」は唯一無二の特徴になります。

 

そのため、ガクチカを応える際には、

経験のみではなく、体験をもとにして

企業側にあなたの個性や考えを伝えていく必要が

あります。

 

 

相手に伝わりやすいガクチカの基本構成

 

体験主体でガクチカを作るということは分かったが、

どうやって文章を組み立てればいいんだろう?

 

そう思う方もいると思います。

 

ここではガクチカを構成する際に参考になる

順番をお伝えします。

 

一般的にガクチカは、

 

①結論

②動機や理由

③目標やそれを達成するための課題

④取組や結果

⑤成果

⑥学びと強み

 

の順番で構成すると、論理的で

相手にも伝わりやすいとされています。

 


①結論

 

まずは、自分が1番力をいれたことを伝えましょう

「私が学生時代、1番力を入れたのは××です。」と

始まれば、文章の途中や最後に述べられるよりも相手にすぐ伝わります。

 

②動機や理由

 

次になぜそれに打ち込んだのかその背景を

明確に伝えらられると、話の道筋が見えやすくなります

 

何をモチベーションとして物事に取り組んできたのかを

伝えましょう。

 

③目標やそれを達成するための課題

 

目標や課題を明確にしたうえで、ガクチカに取り組んだことを

話せれば、仕事でも同じように取り組めるのではないか、という

印象を企業に与えやすくなります。

 

④取組や結果

 

③で立てた目標や課題に対して

どんな工夫や努力をしたのかをしっかり伝えられれば、

物事に向き合うときの姿勢が伝わり、あなたの

活躍のイメージを伝えやすくなります。

 

⑤成果

 

あなたが頑張ったことによって得た成果を

伝えられると話に説得力が出ます。

 

もし、具体的な数字などがあれば

それも忘れずに伝える様にしましょう。

 

もし、思うような成果が出なかったら?と

思う方もいると思いますが、そこは

次の項目にあげる学びにつなげれば大丈夫です。

 

⑥学びと強み

 

最後は、その経験を通して得た学びや強み

書きましょう。

 

そして、その学びや強みを踏まえたうえで

企業でどのように仕事をしたいのかの

意欲を伝える様にしてください!

 

参考

アルバイトもサークル活動もしていない時は?

 

また、この記事を読んでくださっている方の

中には、今までアルバイトもサークル活動も

していない、という方もいると思います。

 

私自身、アルバイトは1年生の前期のみで、

サークル活動も体験だけして終わり!の

まさに学生時代に頑張ったことは

「特にありません・・・」という

お悩み学生でした。

 

悩んだ結果、私が選んだのは

インターンシップに参加することでした。

 

今はインターンシップには

日系企業なら夏・冬の2回チャンスが

あり、なおかつ多くの学生が

参加を考えているのではないでしょうか?

 

その中で、実際の経験を通して

あなたが感じたこと、学んだことを

まとめてみてください。

 

なんとなく、のインターンシップ参加ではなく

自分もその会社の一員のつもりで真剣に

取り組んでくださいね。

 

企業の雰囲気や、働いている人たちの考えなど

多くの事が学べるはずです。

 

その中であなたが得た体験こそが

学生時代に力を入れたことになります。

 

まとめ

 

今回は

特に誇れるガクチカがない

と悩んでいる方に向けて

ガクチカで伝えるべきは

あなたの体験である

お伝えしました。

 

そしてそれを効果的に企業に伝えるための

基本構成の説明と、

 

参考としてガクチカに困っていた私が

取り組んだ方法としてインターンシップ

紹介しました。

 

せっかく時間をかけて

ここまで読んでもらったので、

ぜひ自分の体験をまとめてみてくださいね。

 

他の就活生と差別化して

自分の体験を伝えられれば

あなたの特徴をアピールしやすくなります。

 

この記事があなたの就活のヒントになれば幸いです。