ガクチカ迷子の就活対策部屋ブログ

誇れるガクチカが見つけられない就活生の為のガイド

その書き方本当に大丈夫?書類選考でふるい落とされないES(エントリーシート)の書き方について


こんにちは、就活対策部屋のノンです。

 

今回は、「志望動機」や「ガクチカ(学生の時に力を入れたこと)」など

色んな項目があるため、エントリーシートの書き方がよく分からない・・・

 

という方のために人事の興味を引くエントリーシート

書き方をお伝えしますね。

 



もし、今あなたが、

 

エントリーシートの提出を求められているけど、

どう書いていいか分からない。」

 

「枠が広すぎて書く内容が埋まらない・・・」

 

「企業にエントリーシートを送ったけど

面接まで進めなかった。」

 

このようなことで悩んでいたら

是非この記事を読んでみてください。

 

企業がエントリーシートを通して、何が知りたいのかが

分かるようになり、それを意識した文章を書く

コツが分かるようになります。

 

相手が知りたいと思う内容を文章で分かりやすく

伝えられるようになれば、面接に進める確率があがるし、

効果的に自分のことをアピールできるように

なるでしょう。

 



そんなこと言っても相手が何を知りたいかなんて

分からないし、そもそもそんなにアピールできるような

ことなんてないよ・・・

 

と否定的な気持ちがでるかもしれませんが、

 

私自身この内容を踏まえたうえで、

書き方を変えた結果、書類選考の

突破回数を増やすことが出来ました。

 

 

しかし、私も最初はホームページに載っているような

ESの書き方の見本を見て、自分には書くような強みや

差別化できるような志望動機がない・・・と

途方にくれて文章を書けない時期がありました。

 

ホームページでいざESの書き方について調べても

見本に載っているようなすごいエピソードが

自分には当てはまらず、

 

「ES 見本 人見知り 例」

 

と、自分の特徴だと思う内容が載っている見本を

探し、どうにかESに書ける内容がないか考えていました。

 

ですが、これなら書ける!と思った内容で

ESを書いても、どうにも薄っぺらい・・・。

 

主観的に見ても、添削で第三者に客観的に

見てもらってもイマイチで企業に提出しても

こりゃ落ちるだろうな・・・と自分ですぐに

分かる出来でした。

 

その後、基本の書き方などを調べ

なんとなくそれっぽい文章にしても、

書類審査が思うように通らず、

 

(面接に進める子と私の違いはやはり

特別な経験をしたかどうかなのかな・・・)

と気持ちが折れかけていました。

 

しかし、ある時、就活セミナーで

ESの添削をしてもらったところ、

 

「この文章から、あなたらしさが全く分からない。

 いかにもな模範解答」

 

とダメ出しされて衝撃を受けました。

 

私に欠けていたのは自分の言葉で伝えることだったのです。

 

 

そもそもESとは?

 

ここでは基本的な情報としてESに

ついて説明します。

 

まず、ES(エントリーシート)とは、

就活において学生が企業に提出する応募書類の1つで

仕事への熱意や自分をアピールするためのもの

されています。

 

これと別に、履歴書の提出を求められますが、

履歴書は「住所などの個人情報や学歴、資格など

主にこれまでの経歴を記載する書類」とされています。

 

基本的に人事は、ESから

 

①文章におけるコミュニケーション能力

 

②企業理念や求める人物像に沿っているかどうか

 

③企業で活躍できる将来性のある人材であるかどうか

 

などの要素を確認しています。

 

ESは、企業と自分の最初の顔合わせとなる事も多く、

ここを突破出来なければ次に繋げることが出来ません。

 

また、多くの企業で就職活動が解禁されてから

すぐの提出を求められることが多いので、

早めに準備しておいたほうがよいとされています。

 

ESではどんなことが聞かれるの?

 

ESで問われる内容は企業により異なりますが、

大別すると、

 

①あなた自身のこと

 

②学生時代のこと

 

③就活について

 

④就職後について

 

⑤業界固有の内容

 

⑥その他

 

の6つに分けられます。

 

 

①あなた自身について

 

ここでは、自己PRやキャッチフレーズ、

長所や短所、趣味や特技、今までの経験で

一番の失敗だと思うことは?

というようにあなたが、

自分自身をどこまで理解しているのか、

自己分析をしっかり行えているかを

確認されています

 

具体的な事例を用いて、あなたが

そう考える根拠を示せると効果的です。

(根拠を示すエピソードや具体的に成果が

分かる数字など)

 

 

②学生時代のことについて

 

ここではガクチカ(学生時代に力を入れたこと)、

卒論のテーマ、インターンシップについて、

学生時代に一番印象に残った経験

 

など、あなたが学生時代に経験してきたことを通じて、

仕事に活かせる潜在能力や将来性を培ってきたか

見られています。

 

自身の可能性や、就職への意欲的な気持ちを

アピールしましょう

 

 

③就職活動について

 

ここでは、志望動機や就活の軸、

業界を選んだ理由や、自社の志望順位、

なぜその業界から自社を選んだのか

 

というように社会に出るための

「働く軸」を見られています。

 

自己分析と企業研究をしっかりと行い

一貫性を主張出来る様にするのが重要です。

 

 

④就職後について

 

ここでは、入社したらどのような部署に行きたいか、

〇年後のキャリアプラン、目指す社員像は?

転勤は大丈夫か?

 

というように応募企業に入社したら

将来活躍してくれる人物であるかどうか

確認されています。

 

その企業で働いている自分を想定して

なるべく具体的に説明できるように

キャリアプランを考えることが鍵になります。

 

 

⑤業界固有の内容

 

志望業界ごとの特有な質問が用意されている

場合があります。

 

私は、志望業界を絞り切る前に

とあるホテル業界のESで、

 

「あなたが考える最高のサービスとは

なんですか?」

 

という設問を設けられていて、苦心したことを

今でも鮮明に覚えています。

 

こういった業界独自の質問に対応するためには

なぜ自分がその業界を目指したのか、を含めた

しっかりした業界研究が必要です。

 

 

⑥その他

 

最後に、その他の質問として

 

最近のニュースで気になることは?

最近読んだ本は?

あなたを色に例えるなら?

 

というように

どの項目にもあてはまらない

質問をされることがあります。

 

この質問からは、あなたの対応力や

興味・関心を持っていることが見られることが

多いようです。

 

中には、面接の場面で全く想像していないその他の

質問をされて、頭が真っ白になってしまった・・・

という話もよく聞くので、この時期は世の中の

ことにアンテナを張って観察するように

心がけるとよいでしょう。

 

 

ESの基本構成は?

 

ESを書く時には、基本的に

 

①結論

私の強みは○○です。

 

②理由

なぜなら~だからです。

(強みといえる根拠)

 

③具体例

その理由を裏付けするエピソードなどを伝える。

 

④結論

よって、強みは○○だと考える。

と、根拠を踏まえたうえで、もう一度結論を示す。

 

 

でまとめるとよいとされています。

 

最後のしめは、その強みをもって、企業で

どう活躍したいか、などを伝えるのも良いでしょう。

 

悩んだら、「エントリーシート 例文」などと調べると

 

プロが教えるエントリーシート書き方のコツと例文【企業のチェック観点も解説】 - リクナビ就活準備ガイド

 

のように例文が見れます。

 

ただし、それを真似して同じようなことを

書けばいいというわけではありません!!

 

真似るのは、あくまで文章の構成だけにして

ください。

 

真似して書くと、私のように「模範解答で

個性が見えない!」と思われてしまいます;

 

次は、具体的に受かるESとはどのような

ものなのか確認してみましょう。

 

 

受かるESとは?

 

さて、ここまでESの概要や

問われる質問ごとの意図を

お伝えしましたが、その中でも

受かるESと落ちるESの差はどこにあるのか

見ていきたいと思います。

 

受かるESは「自分自身の体験を

自分自身の言葉で書いてある」

 

まずはこれに尽きると思います。

 

 

ESを書く際に、見本などを見ながら

書くと企業受けしそうな文章がなんとなく

作れると思いますが、これではたくさんの

就活生の中に埋もれてしまい、採用担当者の

目には止まりません。

 

どんな表現も自分の言葉で考えや思いを

書くように努めて下さい

 

あなたの特徴や人柄が分からなければ

企業は、あなたが企業で活躍できるか

どうか判断出来ません

 

結果的に、その他大勢に括られないように

気をつけましょう。

 

 

そのうえで、

 

①映像(伝えたいシーン)が見える様に書く。

②1つの文章はなるべく短文にする。

③客観的な視点を入れる。

 

ことを意識してください。

 

①映像(伝えたいシーン)が見える様に書く。

 

例えば、同じ営業職での希望でも

 

「営業として頑張りたいです!」というのと

 

「営業として、お客様に担当が自分でよかった!と

 信頼してもらえるような人になれるように

 頑張りたいです!」

 

というのでは伝わる印象も熱意も異なるのが

分かると思います。

 

なので、文章を書く時にはなるべく相手に

そのシーンが想像できるように書くよう

心がけましょう

 

 

②1つの文章はなるべく短文にする。

 

どんなに良いことが書いてあっても、

その文章がとてつもなく長いとしたら

あなたはどう思いますか?

 

読むのに疲れてしまうと思います。

 

ただですら、採用担当者は短期間に多くの

ESに目を通さねばならず、

あまりに長々と書かれていると

それだけで、読むのに抵抗を感じさせかねません。

 

なので、1つ1つの文章はなるべく短く、

要点を絞って書くように意識してください。

 

 

③客観的な視点を入れる。

 

ESの中で、「私はこう思います!」という伝え方だけでは

どうしてもあなたがそう思っているだけでは?と

捉えられてしまい、説得力に欠けてしまいます。

 

ですが、そこに周りにとっても納得できる

根拠を示したうえで、「~なので私はこう思います。」

と伝えれば、相手になるほど!と感じてもらえます。

 

具体的な数字や裏付けのエピソードなどを

用いるとよい、とされる理由はその為です。

 

なので、ESを書く際には常に客観的な

見方を意識してください

 

 

最後に

 

当然ですがESでの誤字・脱字や

文章のです、ます。などの統一感がない

ものは論外になってしまいますので、

見直しはしっかり行ってください。

 

また、1度書けた!と思ったESは誰かに添削を

行ってもらうと良いと思います。

 

大学のキャリアセンターの人や、社会経験の

ある家族に頼むと素直な感想が聞けますよ。

 

1度納得のいくESが作れれば、応用も利くように

なりますのでしっかり取り組んでみてください。

 

そして、これも大事なのですが

 

あなたという人材を企業に買ってもらうのですから

ただ、これがしたい、これが出来る!という自分本位な

意見では採用されません

 

その企業で働く人から見て、採用したいと思うのは

どんな人物なのか。

 

そこを意識したうえで、ESの内容を考えて下さい。

 

 

まとめ

 

今回は、ESの書き方で悩んでいる方に向けて

設問の意図を踏まえた上での書き方のコツや

考え方をお伝えしました。

 

企業でのESの突破率は、大体5割とされていて、

10回中5回は選考漏れになってしまっても

普通だとされています。

 

また、ESは形式だけで全員面接するという企業も

ありますが、面接の材料として使われるのはESで

答えた内容になります。

なので、ESと面接の回答の一貫性がない、というのは

避けたいですね。

 

中には、学歴を見ただけで中に目は通されない、という

こともあるので常に書類選考に落ちる、というので

なければ気持ちを切り替えて次に進むべきです。

 

 

もし、平均値以上に落ちてしまうのであれば、それは

 

あなた自身が分かる独自性が足りない

 

企業研究が足りず、適性不足と判断された

 

文章が分かりにくい

 

などの課題があります。

 

自己分析・企業研究などをもう1度見直したうえで

作成に取り組んでみてください。

 

 

ここまで読んでいただきありがとうございます。

 

いきなり自分の言葉で書く、というのは

難しいかもしれませんが

練習していくと出来る様になります。

 

試しに、1日に1つでもいいので、

その日にあったことや、今までの出来事を

感想を含めて書いてみてください。

 

ESに書ける強みの根拠や学びなどが

見つかってくると思います!

 


あなたらしい就活が出来ますように応援しています。