ガクチカ迷子の就活対策部屋ブログ

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企業研究のポイント!社風を知る方法とは?【就活生必見】

 

こんにちは、就活対策部屋のノンです。

 

今回は、

気になる企業や業種を絞り込んだけれど

その企業の入社後の雰囲気や、仕事量などが

自分に合っているか分からずに不安だ・・・

と思っている方に向けて

 

入社後のこんなはずじゃなかった・・・!

 

を出来るだけ減らす方法を

お伝えしたいと思います。

 

もし、今あなたが

 

「○○業界が気になっているけど、

A社とB社ならどちらが自分に合うだろうか?」

 

「興味がある企業だけれど、入社後の残業時間や

人間関係はどうなんだろう?」

 

などこのようなことで悩んでいたら

この調べ方を試してほしいです。

入社後の思ったのと違う!という

ギャップを減らせると思います。

 



せっかく頑張って内定を得て入社した

会社が嫌ですぐ退職してしまった・・・

というのは切ないですよね。

 

しかし、なんと新社会人の10%は1年以内に

会社を辞めている、という統計データが

あるのも事実・・・。

 

または、退職までいかないけど

毎日ストレスや疲労が続き、朝起きるのも辛い、

というのも避けたい所です。

 

そんなこと言っても実際に入社してみなきゃ

本当の姿は分からないでしょ?

 

と思うでしょうし、

実際最大限に調べたけれど、

入社後に、自分の想像と違う部分が

出てきてしまうのはどこの企業でも

あることなのは間違いないでしょう。

 

ですが、それが我慢できない致命傷となるのと

思ったのと違ったけど、これはこれで成長の機会だ

と受け止められるでは雲泥の差だと思います。

 

しかし、私も企業の本当の雰囲気は

企業説明会や面接でもマイナス面に

ついてはオブラートに包まれていて、

掴みきれない所がありました。

 

(もちろん、ノルマなど、事前に

教わっていたため覚悟出来ていた部分も

あります。)

 

 

一度、社会経験を積むと企業のオブラートな

表現も(こういうことかな?)と察せするところが

出てくるのですが学生時代には、(それって結局

どういうこと?)と疑問ばかりでした。

 

アルバイトなどで、働いた経験がある方は、

自分と、企業の正職員の責任の重さは

違うということは分かると思います。

 

ですが、社会人として働くことの大変さは

本当の意味で理解しきれていないものです。

 

実際に、

私に欠けていたのは、正職員として働く人の

視点から企業を考えることでした。

 

就職した後の自分について、

この部署に行きたい、こういう風に活躍したい、という

目標があっても私の視点はずっと学生視点・・・

つまり、第三者目線だったんです。

 

社会人として、その会社で働いている人

=当事者の目線に立てていませんでした。

 

 

私は、最終的に最初の会社を、出産を機に

退職しているのですが、企業研究をもっと

しっかり行っていれば、今も勤務出来ていたかも

しれません。

 

なので、あなたには企業の雰囲気を掴むために

どうすれば良いのか、

 

私が社会人経験を踏まえたうえで

大切だと感じるポイントを

お伝えしようと思います。

 

 

企業研究のチェックポイントは?

 

まず、知りたい企業の雰囲気を調べるには

その企業について研究することが欠かせません。

 

HPや、説明会などの資料、就職四季報などを

用いて、

 

代表取締役

②企業理念

③詳しい事業内容

④業績

⑤成長性

⑥社風

⑦キャリア形成の環境について調べる

 

最低限、この7つは調べてその企業の特色を

捉えることをおススメします。

 

 

代表取締役を調べる

 

少し調べれば、すぐに代表者の名前、顔・

経歴などが分かります。

 

面接で、「うちの代表取締役の名前を知っていますか?」と

聞かれることもあるので、基本情報として

頭に入れておきましょう。

 

代表が営業職を長くやっていたりすると、その会社は

営業力を重視していたりすることもあるので、

経歴についても押さえておくとよいでしょう。

 



②企業理念を考える

 

企業理念にはその会社の大切にしている理念・・・

つまり基本となるものの考え方が、

言葉として表現されています。

 

その中から、

顧客への思い、強みにしていること、今後への取組みなど

いろんなことが読み取れます。

 

この中に共感できる思いを見つけられると、

入社後の業務にどのような気持ちで臨めばいいか

なんとなく見えてくると思います。

 

同じ業界の企業でも、全く同じ理念はないので、

その理念が、どういう背景で作られているのか

考えてみてください。

 



③詳しい事業内容を見る

 

企業で働く時に、

 

個人が行う仕事を職務、

部署単位での仕事を業務、

企業が取り組む仕事を事業、と呼びます。

 

まずは、あなたの希望する企業がどんな事業で

利益を得ていて、どのように社会に貢献しているか

調べましょう。

 

その中で、利益を得るためにその企業が

行っている創意工夫に目を向けてください。

 

この創意工夫の部分が、同業他社との違いであり、

そこに自分が携わるとするなら、どのようなことが

出来るのかを考えましょう。

 

そして、事業を成すために、どのような業務があり、

どんな職務を行っているのかをよく整理してみましょう。

 

事業内容を整理することは、自分のキャリアを

考える大切な工程です!

 

 

④業績を調べる

 

いわずもがな、その企業の業績を確認することは

大切です。

 

入社した企業が、すぐに倒産!

なんてことになれば・・・

想像するだけでゾッとしますよね。

 

上場企業であれば、「会社四季報」に

公平に評価されているので、

全ての企業の財務諸表を見るのは

大変という場合には、

目を通すとわかりやすいと思います。

 

業績は、売上高・営業利益ともに

増加しているのがよい企業です。

 

 

⑤成長性を調べる

 

企業の売上高や総資産などの規模が、

どれくらい変化しているかを分析することで、

企業がどれほど成長しているか、

業績が伸びているかを判断出来ます。

 

経営拡大の可能性は?

業界全体に勢いがあるか?

 

などなど、いろんな可能性を

確認しましょう。

 

ちなみに、「就職四季報」には、企業が

今後力を入れる事業が載っていますので、

確認しておくとよいでしょう。

 

⑥社風

 

社風とは、

企業の風土や雰囲気、価値観、行動規範などを指します。

 

社風によって、企業文化や人間関係、仕事の進め方などが

大きく異なることがあります。

 

同じ業界でも、会社の規模などで、差が出たりと

調べるのが難しい項目の1つです。

 

社風に合わない企業に入社してしまうと、

ストレスや不満がたまり、長期的には退職につながることも

あるため、転職活動においては社風についても十分に調べる

ことが大切です。

 

女性の産休・育休の取得率や、

離職率・平均年齢など様々な項目を見比べると

企業で働く人の様子が想像できると思います。

 

就職四季報」では、3年以内の離職率

有給取得率(有給が使いやすいのか)なども

掲載されているので、働きやすさの指標として

確認することをおススメします。

 

 

⑦キャリア形成の環境について調べる

 

活躍している社員はどの位の年齢が多いのか、

役職の平均年齢や、評価の基準についてなどを

説明会やOB・OG訪問などで確認しておくと、

キャリア形成の環境が調べやすいと思います。

 

年功序列、資格によって昇給基準が異なるなど

いろんなことが分かると、就職後の姿が見えて

くると思います。

 

 

ちなみにこの中で、私が

とても大切だと感じるのが

⑥の社風です。

 

どんなに給料がよい企業でも、自分の考えと

あわない企業で働くのはとても神経をすり減らします。

 

なので、その企業で働く人の雰囲気を知ることは、

それだけ就職後の働きやすさにつながると言っても

過言ではありません。

 

働く人の雰囲気を知る、と聞くと真っ先に

思い浮かぶのは会社説明会や、

OB・OG訪問だと思います。

 

もちろん、2つとも実際に働く人を知る上で

とても貴重な機会であることは間違いありません。

 

しかし、

OB・OG訪問などでは、相手も仕事の一環なので

対応してくれた人がよほど親しい関係でない

限り、人柄や風土などにマイナスなことは

あまり言われないことでしょう。

 

実際、私も1度、OG訪問を受けましたが、

職場について感じているマイナスなことは

最後までストレートには言えませんでした。

 

ではどうすれば、学生は働いている人の人柄や

雰囲気を掴めるのか?

 

次は、その疑問についてお伝えします。

 

社風の調べ方は?

 

その方法として、おススメするのが

 

①人事の雰囲気を見る

②口コミを見る

SNSを活用する

インターンシップに参加する

 

の4つです。

 

 

①人事=企業の顔である

 

まずは、企業説明会などで出会う人事の方の

雰囲気を見てみましょう。

 

私は、就活生の時、とある企業の人事の方に

 

「自分はこの会社の顔のつもりで就活生に接している」

 

と言われました。

 

「なぜですか?」

 

という質問に対して、

 

「自分は、今は説明者としてこの場にいる。 

 でも、うちに入る就活生にとっては同僚になる。

 もし、説明会などで良い印象じゃなかったとしたら、

 自分と一緒に働いていきたいと思いますか?」

 

と言われて、妙に納得したことがあります。

 

人事課というのは、社内において大きな権限を

持つ部署であり、何か悩みがあれば社員の相談役に

なれる、コミュニケーション能力に長けた人物が

配置される傾向にあります。

 

その企業で活躍している人物として就活生が

1番接しやすいのが人事でもあるので、説明会では

積極的に企業の雰囲気や、人事がどのような

考えをもって仕事に臨んでいるのか聞いてみましょう。

 

魅力的な人事課の方も多くいるので、出会いを

楽しみに説明会に臨んでください!

 

 

②口コミを見てみよう

 

企業で働いていた人の口コミを知れるサイトとして、

 会社の評判、口コミ、年収から転職・就職情報まで分かるライトハウス (en-hyouban.com) 

などがあります。

 

そこでは、実際に勤務している・または

勤務していた人からその企業で働いた経験を

もとに本音が書かれています。

 

ただし、辞めた人の意見はマイナス面が強く

書かれがちなので、そういう一面もある、

位の認識で留めてください。

 

企業によっては、口コミが少ないこともあります。

 

口コミは、全て言葉通りに受け取り、

じゃあこの会社はよくないんだ!と

切り捨てるのではなく、

 

あくまで雰囲気や社風をとらえる

一つの材料として使ってください。

 

ただし、沢山の口コミがあるのに極端に評価が

 低い項目があるならそれは注意すべき内容に

 なるので慎重になるべきです!

 

また、自分が行きたい会社が検索で出ないことも

あると思いますが、調べたい業界の大手企業は

ヒットすると思います。

 

その中で、業界全体の雰囲気がつかめることもあります

ので、実際に働いている本音を知る参考資料として

確認することをおススメします。

 

 

SNSをチェックしてみる

 

今や、企業の多くがSNSを用いて会社の広報や

商品を販売するのが当たり前になりつつあります。

 

企業ごとに様々な工夫を凝らして

広報活動を行っています。

 

SNSから、働いている人の日常の様子や

商品開発への思いなど、企業努力がわかることも

沢山あります。

 

もし、気になる企業があったらX(旧Twitter)や

インスタグラムなど、SNSで調べてみましょう!

 

 

インターンシップ

 

希望企業がインターンシップを受け入れているなら

インターンシップ程、良いものはありません。

 

働いている人の雰囲気や、仕事への取組みの様子など

体験することでしか得られない情報が沢山あります。

 

その中で、残業は多くてもよいから稼ぎたい、

キャリアとプライベートならプライベートを

優先させたい、など、あなたにとっての「働く軸」を

考えるきっかけにもなると思います。

 

4つの方法を使って、社風研究を行い

あなたにとっての優良企業を探してくださいね!

 

 

まとめ

 

今回は、気になる企業の入社後の雰囲気を

知りたい方に向けて、

 

企業研究のやり方に触れた上で、

 

その中でも、特に重要だと思う

社風の調べ方をお伝えしました!

 

「どんなに仕事が辛くても、人間関係さえ

よければ耐えられる」

 

とよく言われるように、

社風をしっかり調べることは

働きやすさに直結する問題です。

 

中には、人間なのでどうしても相性が悪い方に

会うこともあるでしょうが、社風があなたに合っていれば

相性が悪い人より、同じ目標に向かって頑張れる同僚

のほうが多くなります。

 


せっかくここまで読んでいただいたので、

あなたもぜひ4つの社風調べのうち、

簡単にできるSNSチェックや

口コミを見ることだけでもしてみてください

 

今回の記事が少しでもあなたの就職後の

こんなはずじゃなかったのに!という後悔を

減らせれば幸いです。

 

ここまで見ていただきありがとうございました。